ここ数年世界中で一気に抹茶ブームになっています。抹茶チョコ、抹茶パフェ,ケーキや化粧品にまで使われています。
以前には考えられませんでしたが、普通のスーパーでも抹茶や、茶筅そして煎茶、ほうじ茶パウダーまで扱っていてびっくりです。茶筅は裏千家の先がくるってしているもの。
緑茶の認知度が上がることで玉露や煎茶の認知度も上がってきています。以前では玉露と煎茶の違いがわかる人なんてほとんどいなかったのに。
抹茶の消費量が増えても、生産量が追いつかず、今はなんとか煎茶用の畑を全て抹茶ようにして対応しているようです。過去5年間宇治に毎年茶摘みに行っていましたが、どんどん被覆栽培の範囲が広がっていくのを見ながら、驚いたものです。ただどうしても日本の茶農家さんは中国に比べると規模が小さいので、世界の市場相手に質がそれほど高くないレベルの抹茶の大量生産には向かないのかな、とも思います。この5年間に抹茶の国内での金額も恐ろしく値上がりして、しかも品薄。。。小規模でしかも、後継者問題にも悩まされ茶業を辞めていく農家さんが多いという現実を見ると売り上げはどんどん上がっているものの、生産が追いつかず、大企業の参入がないと、中国やアフリカのようなところと競争するのは難しくなってくるでしょう。
砂糖と混ぜたりやお菓子の原料にするような抹茶のレベルなら高級である必要もなく、、、
実は茶筅は流派によっても違いますし、値段によってかなりたてやすさも変わってくるので、さすがにスーパーで売ってるものがいいものだとは考えにくですが、それでもこれほど認知度が広まっているのに感動です。インバウンド客がお茶文化を知り、そのおいしさをさらに自国に持って帰り日常生活にまで落とし込んでくれる、ありがたいことです。30年前にオーストリアのホテルのエスティシャンが、フェイスクリームの泡立てに茶筅を使っていたので、それはどこからきたもの?って聞いたら、ブラジルで使ってるクリームを泡立てるために使う道具よ、と言われてびっくりしたのを思い出しました。。。

コメントを残す